【採用試験対策】合格者が語る「勉強方法」と「求められる人材像」

教員時代

はじめに

元々教員ですから、こういう記事もあげてみようかと…笑

かなり前ですが一応合格はしたので、もし参考にしたいかたがおられれば参考にしてください♪

良いのか悪いのか、教育業界はなかなか変化がないので^^;

これから林業関係だけでなく、教員時代の経験も書いていければなーと思っています。

教員採用試験

教員になるには必ず受けなければならない試験です。

たとえ教員免許を持っていてもこの試験を受けなければ教員にはなれません

めちゃくちゃざっくりしたスケジュールでいくと7月に一次試験、8月に二次試験って感じです。

私が試験を受けたときの試験内容は、一次試験が筆記試験、小論文、面接(集団)。

二次試験はグループワーク、模擬授業、面接(個人)というもの。

一次試験の筆記試験は教職教養(教育に関する法令等)、一般教養、専門教科という3種類でした。

試験の形式は変わると思いますが、中身はおそらくそこまで変わっていかないと思われます。

一次試験

私が受験したときの倍率は約10倍でした。

枠10人に対して100人が応募しているということですね。

一次試験後、この人数は20人ほどまで絞られました。

多くの受験生が削られるのがこの一次試験です。

以下でそれぞれの試験の特徴や対策を記述していきます。

筆記試験

ここで足きりが行われます。

筆記試験の成績が悪ければたとえ面接や小論文で成績が良くても二次試験に進むことはできません。

というより普通に考えたら面接や小論文は試験官の好みもあるためA評価を取れないんですよね。

当然といえば当然ですが…。

とにかく、まずは筆記試験でボーダーをクリアする必要があります。

ボーダーの考え方は「平均点以上かどうか」というもの

すべての試験科目が平均点以上であれば問題ありません。

で、それぞれのボーダーがどれくらいかというと…

教職教養・一般教養の平均点が6割弱、専門教科の平均点は5割前後

毎年この傾向は変わらなかったはずなので、それぞれを上回る得点を目指しましょう。

教職教養(教育に関する法令等)

選択式。

まずは過去問に取り組みましょう。

範囲が広く、更新されていく情報も多いので、最新のものに触れると良いです。

何年かは取り組んだ方が良いと思いますが…。

一応基本的な参考書を買いましたが、頻出する部分を覚えたのみだったように記憶しています。

というのも、文章や問いに向かっていると「そりゃそうやろ」となるものが多かったから。

教育関係の文章が出てくるわけですから、そりゃ問題の性質としてひねるわけがないですよね。

「なんとかなるか」と強硬、なんとかなりました。

一般教養

選択式。

主要5教科に加え芸術分野等も出題されます

時事問題も出題されたはずなので、世の中の流れについて知っておきましょう。

専門教科が大学入試レベルを想定しているのに対して、こちらはややレベルが低めになっています。

しかし、私は数学が苦手だったのでしっかり勉強しました。

過去問に取り組み、できなかった部分を確認していくという方法です。

参考書も買いましたが、あまりにらめっこしてるとしんどくなるので…笑

あとはこれもう取り返しがつきませんが小学校から高校時代にどれだけ真面目に勉強してたかで変わると思います。

「あ、これ進研ゼミでやったやつだ!」

みたいになる問題が多いと楽なので。

今中学生や高校生の方がもしここをご覧になっていたら日々の勉強を疎かにしないようにしてください!

専門教科

記述式。

恥ずかしながらめちゃくちゃ対策したのがこれ。

私は大学に推薦入試(面接・小論文)で入学したので、基本的な学力不足だったんですよねたぶん…^^;

評論問題の最後の100字くらいの要約は完全に白紙でしたし。

時間足りるわけないやろ」と悪態をつきながら帰ったのを覚えています笑

基本となる古典文法の再確認を徹底的に行い、過去問にも取り組みました。

当時は大学院に通いながら非常勤講師をしていたんですが、

そのときに生徒にしていたセンター試験対策がめちゃくちゃ役立ちました

やっぱりセンターでも重要な文法や表現は採用試験でも重要なんだなと実感。

その時に改めて感じたのが、例えば古典文法の助動詞に絞っても、使用頻度が明らかに違うということ。

当たり前ですけどね。

助動詞の「む」であれば基本は「推量」か「意志」ですが、体言の前にあれば「婉曲」。

ほとんど「勧誘」は出てこない。

みたいなことです。

参考書ならすべて同じ重みで書いてありますが、問題に向き合ってみると明らかに重さが違う。

途中から頻出する文法とか助動詞を正の字でカウントしてました

高校生の頃から進歩なし…笑

古文単語は全然覚えられなかったので語呂合わせでごり押し。

語呂合わせをバカにする方もいますが、私は肯定派です。

まず覚えて文章への安心感を持つ→また読めるっていうサイクルもあると思うので。

最初から理論的に覚えられれば苦労しませんが、私はそういうタイプではありませんでした。

以下、一応紹介しておきます。

違う版ですが、私が使用したもの。

いろいろあったせいか中古しか取り扱いがなかったので…^^;

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教員時代に買っておもしろかったのがこれ。

シンプルに勉強になりました。

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感想(0件)

小論文

教育に関係したテーマについて論理的に主張できれば問題なし

体感的なものになりますが、小論文の位置付けは、「ヤバいやつじゃなかったらオッケー」ってくらい。

足切りは他の筆記で行い、人格は面接で確認、小論文は論理的に書けていればまぁ大丈夫って感じかなと。

面接試験(集団)

私のときは受験生が3人いました。

大体想定質問通りでしたし、特に苦労はしませんでした。

肝心なのは、小論文同様「ヤバい奴に見えないようにすること」です。

今教育界は「無難な人物」「問題を起こさない人物」を求めています

何か問題があればややこしいですからね…。

だから無難に立ち回るのが一番安全です。

個性的なやり取りをするのは悪目立ちする可能性が高くリスキーかなと。

あくまで個人的な考えですが…。

実際私の隣に座っていた男性は「信頼関係があれば体罰は認められるべきです」って言って落ちてました。

二次試験

ここで行われる試験は3種類。

グループワーク、模擬授業、面接(個人)です。

ここで一次試験で絞られた20人が10人になります。

グループワーク

テーマは教育に関するものですが、より現場に即したもの。

例えば「ホームルームを運営する上で大切なことは?」という感じです。

重要なのは悪目立ちしないことです。

あれ、前の項目でも言ってますねこれ。

どんだけ無難にしなきゃならんのだ…^^;

教員に大切なのはチームワークです。

自分が自分が、みたいな人は歓迎されません。

積極的に司会進行をしてください、なんていうアドバイスもありますが、ケースバイケースですね。

もし司会進行になったら、

「○○さんがあまり発言されてないので意見を伺いたいです」みたいな発言もしましょう

誰かが目立つのではなく、全体で一つのものを作るイメージです。

教育も一人ではできませんからね…。

模擬授業

短時間ですが授業を行います。

私の年から事前に5つくらいテーマが郵送されてきて、どれか一つを選んで準備します。

私は漢文の導入を選んだので祇園祭と絡めて授業をしました。

現場にいる教員が有利かと思いきや、そうでもないです。

1つめの理由は、単純に時間がないこと。

事前にテーマを伝えられている分、少しキャッチーなことをしたいですよね。

向こうもある程度期待しているでしょうし。

でも結局時間がなくて、普段通りのことをしてしまう可能性があります。

まあ無難であれば及第点なんですけど。

2つめの理由は、授業を見てもらいにくい環境にいることです。

忙しい教育現場、正直先輩に声をかけるのは気が引けます…。

自分もばたばたしてますしね。

気にかけてくださる先輩がいれば問題ないのですが、そういう環境ばかりとは限りません。

むしろ学生同士の方が若い目線で意見を交流しやすく良いと思います。

「プロの目線の方が有利でしょ」と思うかも知れませんがそうでもないです。

次が最後の理由。

3つめは、模擬授業でA評価なんてほぼほぼ出ないということです。

様々な手法がある授業ですから、完璧な授業なんてありません。

これは模擬授業でも同様。

たとえ講師で経験を積んだ人が授業を行おうがA評価はまず出ません。

それよりもはきはきと、堂々と振る舞ったほうがよっぽど良いです。

伸びしろを感じさせますからね。

ここで完成されている必要なんてないのです。

っていうか7年教員でしたが、いつまでたっても完璧な授業なんてできませんでした…^^;

面接(個人)

一次試験とは違い、突っ込まれたことを聞かれた記憶があります。

具体的には覚えてませんが…。

無難に答えるという方向性は維持して良いのですが、

一次試験よりも「教育に対する哲学」だったり「論理的に話すこと」だったりが要求されます

普段から授業や学校とはどうあるべきかを根拠立てて考えるようにするのが一番の対策かなと。

その際注意すべきなのは、学校現場の否定ばかりをしないことです。

面接官も現場の大変さや理不尽さはよく分かっていて、なかなか変えられないしんどさを感じています。

だからこそ、まずは肯定から入ります。

現状のシステムの長所をまずは認めることが大切です。

子供たちと関わるときもそうですよね。

まずは認める、それから話を聞いて、問題点に言及するわけですから。

そこを意識してください。

まとめ

以上、私が経験した採用試験をまとめました。

教員になったら小論文や面接は生徒にも指導することがあるので、

このタイミングで改めてきちんと勉強できたのは良かったなと思っています。

専門教科ももちろんそうですね。

大学入試は意識せざるをえなかったですから。

ちなみにそれぞれの勉強時間を比率で表記するとすれば、

教職教養1、一般教養1.5、専門5、小論文0.5、面接2

という感じでしょうか。

たくさん情報は出ていると思うので、補足程度に読んでいただけると幸いです。

ではまた次回!

【教師辞めたい】経験者が教える「確実」かつ「迷惑をかけない方法」

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林業ってそもそも何するの? 現場の林業家が詳しくご紹介!

 

私がお世話になっているホームページ様

林野庁HP https://www.rinya.maff.go.jp/index.html

特に森林・林業白書は勉強になります。

緑の雇用 https://www.ringyou.net/guide/

私がお世話になっている研修システムです。